①-1.牌山を少し向かい側に押し出す
全自動卓で牌が卓上にきたら、対面の人に牌を取りやすくするために、自分の前の牌山を少し前方に出します。あまり前に出しすぎると河が狭くなりますので、注意が必要です。
①‐2.牌山を出す時には右側をやや前方に
少し斜めにしておくと、局が進行した時に牌山の残りが見やすくなります。
①‐3.親は自分で配牌を取り始める
サイコロの目が決まったら、親は自分で最初の4枚を取り始めます。
牌山の前の人が取り始め位置を開けてくれないからといて、それを強要してはいけません。
親でない人が親切心で山に手を伸ばすと、親の手とぶつかって山を崩すことになるかもしれません。
①‐4.嶺上牌(リンシャンハイ)をあらかじめ下ろしておく
ゲームの途中で嶺上牌が転げ落ちるのを防ぐために、前もって横に1枚下ろしておきます。これはその牌の手前にいる人が行います。
ドラの表示牌をめくる前に下ろしておくのが良いです。スムーズな流れでできるようにしましょう。
①‐5.すぐにドラ表示牌をめくる
サイコロの目が出たら、上述の嶺上牌をおろして、すぐにドラ表示牌をめくります。
こえはその牌の手前にいる人が行います。
①‐6.親は北家の配牌が完了した後に第一打を行う
親は全員の配牌が完了しているのを確認してから、最初の捨て牌を行います。
②‐1.片手だけ使う
配牌が完了してから誰かがあがるか、流局するまでの間は片手しか使ってはいけません。
使わない方の手は卓上に出してはいけません。
両手を使って良いのは、以下の時だけです。
・最初の牌山を前に出す時
・局の途中で自山を出す時
・理牌(リーパイ:手牌を順序どおりに並び替える)する時
・途中で自分の牌を揃える時
・聴牌(テンパイ)の宣言や、あがりの宣言で手牌を倒す時
通常は片手で済むことを両手で行うことは無駄なことです。初心者でも練習すればすぐに慣れます。
②‐2.ツモった牌を中に入れる前に捨て牌する
持ってきた牌を手の中に入れて、その後に捨て牌を出すのはよくありません。
ゆっくり考えても構いませんが、まず先に捨て牌しましょう。
ツモった牌を中に入れる癖がついていると、あがった時にもつい入れてしまうものです。(これは重大な違反行為です)
②‐3.牌を捨てたらすぐに手を離す
河に牌を置いたらすぐに手を離しましょう。これは他の3人が同時にその捨て牌を確認できるようにするためです。
②‐4.自分の前の牌山が短くなったら、他の3人が取りやすくなるように牌山を移動させる
②‐5.必要以上に時間をかけない
4人で行うものですから、1人があまり必要以上に時間を浪費するのはよくありません。そのためにも無駄口やオーバーアクションは慎みましょう。
初心者のうちに気をつけることは次の2点です
・自分の番になったら、すぐにツモ行為に入る
・捨て牌を決めたらさっと河に捨てる
③‐1.あがった時にもまず発声が必要です
「ロン」もしくは「ツモ」という発声が必要です
③‐2.ツモあがりの牌は手牌に入れない
ツモあがりの牌は、手牌から少し離れた位置に置いて倒します。
面子(メンツ)の構成によっては、何をツモったかによって点数が違ってきます。
③‐3.手牌を倒す前には必ず理牌(リーパイ)しておく
手牌を開く前に、他の人が一目で分かるように理牌しておかなくてはなりません。
これはあがった時や、流局で聴牌宣言をする時にも必要な行為です。
③‐4.点数はあがった人が自分自身で申告します
もし自分で点数がわからない場合には、わかる人に教えてもらっても構いませんが、その場合でも教えていただいた後に自分自身で再度はっきりと点数を言いましょう。
④‐1.やり取りする本数が少ないように点棒を渡す
半荘が始まって最初に3900点を振り込んだ場合には、5000点棒を渡して1100点のおつりを貰うようにします。
できるだけ場に出される本数が少なく済ませるようにします。点棒の本数が増えれば増えるほどトラブルの元になります。
そして、なるべくリーチのために1000点棒を最低1本は確保して点棒のやりとりを行うと良いでしょう。
④‐2.聴牌・ノーテンの宣言は親から順に行います。
もし自分が親の時に流局したら、誰よりも先に聴牌かノーテンの表明をしましょう。
当団体では、リーチの有無に関わらず、親から南家、西家、北家の順に宣言していきます。
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